世界水泳大会400メートル個人メドレー決勝で、無印の瀬戸大也選手が金メダルに輝きました。しかし、奇跡ではありません。無印とはいっても、最近は、幾つかの大会で、めざましい成績を上げていました。ただ、ビッグゲームとなると、中学時代以来のライバルで、いつもメダル候補になっていた荻野公助選手に遅れをとっていました。

就職でいえば、それなりの評価を得ているのに、いざ就活となると、高いレベルの志望企業に対していい線まで行きながら途中で脱落するというところでしょうか。この決勝も、荻野選手に大きな期待がかかっており、瀬戸選手への期待度は、荻野選手ほどではありませんでした。

 ところが瀬戸選手は泳いでいて気持ち良いぐらい水に乗ったそうです。気がついてみれば、一緒のレースに参加していたライバルを大きく離しての快挙です。ちなみに荻野選手は5位でメダル圏外でした。

 高田塾では、大学偏差値をのりこえて毎年のようにライバルが誕生します。塾長ゼミや体験セミナー、海外自分力研修などで、さまざまな体験を通して相手を意識し始めるのです。やはり、体を動かすことでライバルに出会えるのだと思います。

 そして、「あいつにはかなわない」「あいつには負けたくない」と思っている内に、気がついて見れば、お互いに希望業界・企業に就職、社会に出てからもよきライバルとして活躍しています。

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同じ方向を見る良きライバルとの出会い、これがより高い希望業界への内定に欠かせないようです。