まさに自己PRの勝利…東京オリンピック招致活動の最終プレゼンテーション・・・こう書き出すだけで「分かった」と思わないで下さい。そう、君の考えている通りです。いかに、自己PRが大事かということを、言おうとしているのです。
 
 まずは、早稲田大学在学中に、難病で片足を失った佐藤真海(まみ)さん。その後スポーツ義足で、陸上選手となり、パラリンピック2大会出場を果たした走り幅跳びの選手です。スポーツで、生きる喜び取り戻し、郷里を見舞った3.11東日本大震災をスポーツで乗り越えたことを素直に語り、そして東京でのオリンピック開催を切望している思いを、持ち前の笑顔でIOC委員たちに訴えました。
  
 滝川クリステルさんのプレゼンで最も記憶に残るのは、フランス語でのスピーチの中に「お・も・て・な・し」という日本人が大切にしている心を、日本語も入れ込んで、ゼスチャーを交えて語りかけたことです。もちろん、素敵な明るい表情で・・・。

 その他のプレゼンテーターにも学ぶべきところは多くありますが、この2人のスピーチだけでも、チェックポイントがいっぱいです。

 後の多くの報道番組で、プレゼンテーターたちは、「一字一句、体に染み込むまで練習しました」と異口同音に語っていました。そこには、自分の役どころをしっかりとらえての、確かなネタ、相手感覚、演出、演技が発揮されていました。

もちろん、バスを降りて会場に入り、やがて壇上に上がり、一人ずつプレゼンを行い、東京招致決定の喜びに浸り、会場を去るまで、全員一致の前向きのオーラがあったことも申し添えておきます。

高田塾では、基礎科・書く力ABCで言葉の重要性を体得してもらった後、徹底した自己分析→持ちネタ発掘、場合によって持ちネタ体験→取材や作文の反復練習による定着→エントリーシートや面接における自己PRへの応用・・・を、行います。

そして、実践です。確かな武器(持ちネタ)の調達、相手(企業・業界)に向けての戦術、戦略、本番・・・これは、就活成功に必修であり、就職後も自分力強化に大いに役立ちます。

内定率を売りにしてるところも見受けられますが、内定するのはあり当たり前です。

一人一人としっかり向き合って君だけの就職活動を確立するからこそ、希望の会社・希望職種への内定率が高いのが高田塾の特徴です。